三原郡南淡町沼島八幡神社祭礼 その4

沼島の曳きだんじり

独特な地車です。

屋根周りは3台とも大きく違います。
北区は2枚屋根で大屋根が前です。
(私らはこの形に愛着があります。)

中区は特殊な3枚屋根です。

南区は2枚屋根ですが、大屋根が後です。
洲本などでよく見られる形?

また3台とも上下2層構造になっていて
上の層には勾欄の内にお稚児さんが乗ります。
下の層にも勾欄がありますが、ここは海入り時
水に浸かるので誰も乗りません。

下の層を左右に貫く梃子棒です。2本あります。

コマは大きいです。昔は砂地を曳いていたからかな?
台木の横側に綱が付けられています。

彫刻
3台とも屋根下などには細かい彫刻があります。(中区)

北区(上)と中区(下)の後屋根には獅子噛みも

飾りも特徴的です。
屋根上には幟など高く掲げられています。

鳴り物
3台とも共通で、後にあります。
太鼓は大中小の3つで、後のものが大です。
南区には鉦もありました。
打ち手は地車と一緒に移動します。
阪南などの「やぐら」と似ています。

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