貝塚市森稲荷神社
貝塚市木島地区の総社です。
清児、名越、森、三ツ松、水間の各町が宮入します。


鎮座がいつの時代かは定かではありませんが、
400年以上前には確実に存在したようです。
元々は東の山の中にあったそうですが、
現在は旧水間街道に面しています。
江戸時代後期には遠くは摂津や紀州からも
参拝者があったそうです。おそらく、厄よけ観音として
名高い水間寺の参拝の途中に、参拝されたのではないかと思います。


神宮寺であった青松寺の名残が境内、堂内に残っているそうです。
青松寺の鐘楼(国の重要文化財)が願泉寺に移されて残っています。

宮入の時にはこの旧街道に面した鳥居の前に
やり回しの勢いで地車を付けます。(ビデオで見ました。)


拝殿です。この奥の本殿は江戸中期のものだそうです。
江戸時代には岸和田藩から免田を拝領し、
例祭の時には藩から警護も出たそうで、
手厚い保護を受けていたようです。

境内は広く自動車も入れますが
鳥居前の宮入の伝統は継承されていくようです。


森町内の旧水間街道です。
昔は多くの参拝者がここを通られ賑やかだったようです。
鉄道(水間鉄道)が必要なほど人が多かったはずです。

今は静かで古い家も多くいい感じです。


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