名所図会シリーズより

西暦1801年刊の河内名所図会より誉田神社の車楽です。
だんじりとふりがながあります。

西暦1796年刊の摂津名所図会大坂部より 大坂の車楽です。
誉田神社と同様にだんじりとふりがながあります。
地車は今の大坂型とは異なり、
かなり大きく太鼓は土台の上に直接載っています。
勾欄内にはお稚児さんが載っていたようで
現在の宝塚の曳行の様子に似ているように思います。
もちろん四本柱の位置や屋根とのバランスなどは
現在の大阪型に通じるものがあります。
ちなみに獅子噛みはなかったようで、
屋根の感じは太子町の大道と同じような雰囲気でしょうか?

大塩平八郎の乱でほとんど焼失したという大坂の地車です。

同じく西暦1796年刊の摂津名所図会大坂部より 大坂の太鼓台です。

ちなみに和泉名所図会には岸和田城や蛸地蔵は載っていますが
地車のことは一切載ってませんでした。

(注)全て大阪市立図書館より得た絵を修正した絵です。

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